事務所紹介
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事務所紹介田中義幸公認会計士事務所
〒169-0075
東京都新宿区高田馬場2丁目10番2号 アサヒビル
電 話 03(3203)5731(代)
FAX 03(3203)5734
公認会計士・税理士 1名、税理士2名、その他スタッフ7名
PLOFILE
プロフィール-
画家の河口聖さんと。
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鹿児島にて、ラ・サールの先輩山下和美さんと。
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ウズベキスタンのタシケントにて(2018年8月)
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ビルマ難民キャンプにて(2019年5月)
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プノンペンにて、SVAの市川斉さん、山本英里さんと(2012年9月)
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ビエンチャンにて、SVAの伊藤解子さんと(2011年9月)
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ラオスのサラワン県にて(2011年9月)
永遠の旅人と住人
”月日は百代の過客にして行きかう年もまた旅人なり。”これは誰もが知る松尾芭蕉の『奥の細道』の書き出しですが、ここには年月という旅人を語りながら、その背後に旅人の行き過ぎるのを見つめている宿主の無常観が隠れています。私は不思議とこの一節を目にするたびに、組織の経営者と従業員の関係を思い浮かべます。
組織にとって、そこに勤める従業員のほとんどは、そこを行き過ぎる旅人であって、決してそこに住む住人ではありません。それに対して経営者は、まぎれもないそこに住む住人であって、決して旅人のように行き過ぎるわけにいきません。経営者はよく孤独だといわれますが、その理由の一つに、この大きな立ち位置の違いがあるように思えます。もちろん、従業員でも住人のような意識の持ち主もいて、経営者はさぞ心強いだろうと思うこともありますが、それはまれでしかありません。
組織の経営者と話をしていて感じるのは、その孤独を知る者のみが持つ重みと渋みです。そこから伝わってくるのは芭蕉が感じたのと同種の無常観のようなものといっていいかもしれません。私は公認会計士・税理士の仕事を通して、様々な組織の経営者の方と接する機会を得ますが、この重みと渋みを身近に感じることができることを無上の喜びとするものです。
平成最後の秋に
挨拶に代えて 公認会計士・税理士 田中義幸
HISTORY
沿革監査法人(現、あずさ監査法人)、
法律事務所(現、西村あさひ法律事務所)勤務を経て
平成元年 | 新宿区早稲田町に田中義幸公認会計士・税理士事務所を開設 |
平成3年 | 新宿区高田馬場に事務所移転 |
平成30年 | 新宿区高田馬場のアサヒビルに移転、現在に至る。 |
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